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マッハで酔うぜ ~シニカルKのゲーム記~

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FF8の魔女アデルがスッゲー気になる

FF8に登場する「魔女アデル」は、一度見たら忘れられないような印象的な外見をしています。
そして作中では、歴史的に大きな事件を起こしており、主要キャラクター達にも大きな影響を与えているため、決して無視できない存在でありますが、その反面、個人としての詳細がほとんど語られないという、謎めいたキャラクターです。

自分がFF8をほぼ未プレイのため(ごめん)、情報はファンサイトで確認するしかないのですが、FF8ならではの作中tips等で魔女アデルの詳細が書かれているわけでもなさそうです。

そういうわけなので、自分のにわか知識を総動員して、魔女アデルに関してアレコレ仮説を立ててみました。
(リマスターとかで情報が追加されていたらごめん)


魔女アデルの外見のインパクトは「ダークなクソデカマッチョマンに見える」という点に集中しています。
(恐怖を煽る見た目ではありますが、びっくりするというよりは混乱してしまうかもしれません)

これは
・FF8において、女性キャラクターはきっちり女性らしく描かれている(一方で美形の男性の顔は女性に見間違えてしまうかもしれない)
・FF8の設定において、「魔女」は明確に女性限定だと示されている
・人間の描写が比較的リアル寄り(そしてFF8の魔女は人間です)
・主要の人間キャラクターの筋肉率がそれほどでもない
などの前提もあるためかと思います。

そういうわけなので、失礼ながら「魔女という設定で、なぜ脈絡もなくあの見た目なのか」という疑問が湧くのです。
(登場がいちいち重大イベントと重なるので、わりとスルーされやすい気もしますが)


3つの仮説

1.「悪しき魔女はこうなるぞ」というメタ警告
作中に登場するヴィラン側の魔女は、大体ちょっとダークテイストなオシャレをしていたり、人外めいた変身をしたりします。
設定上、魔女アデルは「悪しき魔女にならないために得るべきもの」を得られなかった魔女っぽいので、気をつけんとここまで変わってしまうんだぞという危機感と納得感をプレイヤーへそっと与える役割なのかもしれません。

2.継承以外の方法で魔女の力を放棄する方法を模索していた
アデルにとっては忌々しいその力を、あるいは完全消滅させようと考えていたのかもしれません。
魔女の力が何なのか、どうすればいいのか、時代的に理解されていなかった頃、シンプルに「魔女は女性=女性と意識させる要素を消していけば魔女の条件を満たさなくなってしまうのでは?」と考え、肉体改造などを繰り返したという説です。(魔女の研究施設とかあるし……)
そうして色々やってみてもダメだった末に、ああ継承するしかないのか、じゃあもういいよ女の子狩りで、となったのかもしれません。
アデルは世界を巻き込んでいるので身勝手にも思えますが、もし彼女がその「なんかよくわからんやべえ力」のために迫害され、誰かに寄り添ってもらうという経験が一度もなかったのなら、それくらいのやんちゃ(Lv100)をするのは当たり前かと思います。
むしろ、それこそが「悪しき魔女」の正体であり、このゲームの重大なテーマの一つですよね!?
(好きピにメロメロになってるアデルは正直ちょっと見てみたい気もするけど、今更誰かに心を預けるというのは難しいでしょうね……)

3.トランスジェンダー説
すみません、これはちょっと現代だから思いつくことかもしれません。(FF8発売当時の時代背景を無視しています)
「女であることを否定したかった」説があるとかないとからしいのですが(ソース不明)、それが2の説とはまた違う思いに基づく場合、強引に当てはめてしまうと、アデルはトランス男性と考えることもできるのかもしれません。
ファンタジー作品において「性別」が条件となる場合、その厳密さや例外について掘り下げられることはあまりないのですが、アデルは一人でそれと戦っていた、という説です。
その場合、どれだけ男性的に肉体改造をしても、「女性としての証」が居座り続けるというのは、非常にしんどいと思います。
また、アデルは作中描写から孤独を抱えた人物と見受けられるのですが、これもトランスジェンダーのリアリティになるのかもしれません。
アデルの個人的な詳細設定が一切不明なのも、「実際にそこまで考えられていたが、現代でも慎重に扱われる話題のため、詳細の公開は差し控えられた」という余計な深読みもできるかも(もはや都市伝説)(FF8の考察は全部都市伝説だろ!!)


そういうわけで、FF8のテーマは結構プラトニックなアレとかコレとからしいのですが、そういう意味では魔女アデルもまた、一つの象徴になっているのかもしれません。
アデルは徹頭徹尾一人ぼっちだったと考えると、その屈強な体も儚く思えます。

ジャンクションがどうとか時間圧縮がどうとかを含めた考察は私の今のIQではわけわかめなのであとは任せます


ところで、FF8では主要キャラクター達はやたらと美形だったりとか線が細かったりとかで、もうそういう世界なのではと思ってしまうのですが、肉体派っぽいキャラクターとしてはウォードがいますよね?
彼はいかにも無骨な戦士というルックスで、他のキャラクターとは一線を画しているように見えます。美形というよりはハンサム的な。
そして魔女アデルはマッチョですが、ウォード寄りの顔立ちではなく、他の主要キャラクター寄りの、繊細な顔立ちをしているのです。

そう、魔女アデルは美形!! 美人!!! Beautiful!!!!!!!! (これが一番言いたかった)

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