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マッハで酔うぜ ~シニカルKのゲーム記~

頼もしい奴だ
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第ニ部テインテッドピーパー ―その瞳は永遠―

前回記事冒頭でテインテッドピーパーが鬼門とか言ってたけど、たぶんコイツ普通に強い!
2回行動で取り巻きも厄介だ! バンボ界のヘルクラウダーだ!
しかも連続攻撃持ちだ! ヘルクラウダーにねんじボールがついてくる!

……などと言うのは、バンボ特有のシステムもあってちょっと言い過ぎかもしれないが、この時点で引きが弱いとまあまあ人生を諦めることになるのはガチなのだ。


▲圧倒的王者の風格。なんか妙にロマンを感じるテキストだが、弱きバンボは逃げ惑うしかない

そんなテインテッドピーパーについての所感を色々まとめてみたので、追記より全文をご覧ください。


テインテッドピーパーemojiマジムリポイント

・手数がヤバイ
「本体・目玉・目玉」の構成で、それぞれ2回行動する。
目玉は無敵の壁役で、本体のHPを削り切れば勝利である。
ゲーム内の行動回数表示は「4」なのだけど、ちょっと見方がわからないね。

2回行動と言っても、このゲームには「攻撃準備」「移動」などの概念があるため、まさかいきなり6回殴られるわけではない。

本体:攻撃準備→連続攻撃(低体力時はスペル封印攻撃も使うっぽい)
目玉ズ:横移動→呪い

本体は遠距離攻撃なので移動はしない。
基本はこの繰り返しで、目玉は殴ってこないが、本体がしれっと連続攻撃してくるのがヤバイ。
このゲームは1発もらうだけで結構痛いのだ。
特にロストはコイツに対して「毎ターン即死する恐怖」がつきまとう。
ウンチ(1回分攻撃を防ぐ、最大3回分まで積める)設営で安心とはいかず、なんとかやっているようではあっという間にシールドを破壊されてしまう。

ボスは基本的に2回以上行動することが多く、攻撃準備を持たずにいきなり殴ってくるヤツもいるので、そこを考慮するとそんなものでは? とも思うが、「1回行動でない」ということは「ハナクソ(1回分行動休み、最大9回分まで積める)一発ではジリジリと追い詰められる」ということなので、2回行動というだけで緊張感が半端ない。

目玉は殴ってこないから安心……と思いきや、実質毎ターン2回の呪い(タイルを1~2枚カーズタイルに変化、揃えるとこちらがダメージを食らうオジャマ)が厄介で、「ウンチが足りねえ! ハナクソが足りねえ!」などと防御に手間取っているうちに、ジリジリと追い詰められているのもザラである。

あとこの目玉野郎、無敵の壁ということで毎ターン横移動でうろうろするのだが、本体の前に立たれるとハナクソによる延命が難しくなる。
動きを読んで1ターン待つなんて悠長なことはできないので一発殴ってどかそうなんて思うと、こちらの行動数の都合でまあ詰む。
ウンチ2回分にしろ、ハナクソ2回分にしろ、通常1ターンに2回のスライドでそんなにうまくできますか!?
そして攻撃のヒマがないままカーズタイルで埋め尽くされるボード……。

事態をややこしくしまくる取り巻きをさておくと、本体は毎ターンただただ殴ってくるだけの殺戮マシーンなのだが、それは無駄行動が一切ないということである。
低体力時のスペル封じ攻撃はむしろサービス行動まである。
マジで隙がねえよコイツ。

(スペル封じ、英ファンwikiに載ってないっぽいんだけど、検証の余裕なんかないから仕方ない。そこまで体力を削ったら後はねじ伏せるしかない)

・ザコをスポーンする
同ターン中、本体にある程度ダメージを与えると、HP2のちょっとしたザコをスポーンする。
まあザコだけど、本体の横にスポーンするせいで目玉壁の恩恵を受けて処理しにくかったり、本体の前の目玉をどかしたと思ったらコイツと入れ替わって肉の壁ムーブをしたり、テインテッドピーパーならではの強みを隠し味のように底上げしてくるという、なかなかのイライラポイントである。

ちなみにしょうもない不具合持ちで、1ターンにスポーンを2回以上やると重なって出現してしまう。

・全4ステージのうち、2ステージのボスである
ゲームで言うと前半戦ラストのボス。
1ステージクリア時点での強化の自由度が低いため、あまり対策が整っていないことも多い。
もう1ステージ後にしてほしい。

・通常ピーパーから化けていてウケる
通常ピーパーは1ステージボスとして出てくる。
そちらも本体+目玉ズの構成だが、行動パターンはだいぶ違う。

本体:攻撃準備→攻撃(低体力時は呪い攻撃も追加)
目玉ズ:横移動→攻撃準備→攻撃

この繰り返しをそれぞれ1回行動である。(ちなみに行動回数表示は「3」)
凝縮気味のゲームとはいえ、1ステージ跨ぐだけでそんなになる?

(バンボはバンボでパズルダメージが1から2に上がるだけでだいぶラクになるので、このゲームにおいて「1」と「2」は全然違うというのはある)

ちなみにこの時点で他の同ステージボスは2回以上行動するが、攻撃以外で行動数を消費することも多いので、ピーパーは堅実な殴りキャラのようだ。


攻略法?

・敵をノックバックするアイテムを使う
本体は奥のレーン真ん中に鎮座しているわけだが、その両サイドの隙間に目玉をねじ込む。
すると目玉は何故か何もしなくなるため、壁がなくなるのと相まってかなり気持ちがラクになるぞ!
残るのは毎ターンただただ殴ってくるだけのボスだ! がんばれ!
※スタウトの初期スペルである「スティック」や、「サイナスインフェクション」を持った状態での「ペッパー」は、与ダメージによる横移動が優先されてしまうようです(死)

・スペル「ストップウォッチ」
このスペルは2回以上行動する敵を次のターンのみ1回行動に制限することができる!
なんかもう実際ヘルクラウダーにも使ってやりたい、地味に便利な保険アイテムである。
とはいえ最初のターンにマナを稼ぎ損なったら、やっぱりタコ殴りなんだけどね。

・スペル「茶帯」
「防御して反撃」というシンプルなスペルだが、しれっと連続攻撃も防いでくれる。
1回分攻撃を防ぐスペルと2回分攻撃を防ぐスペルがそれぞれ他に存在するので、調整ミスかもしれない。
2回分防ぐスペルの消費マナが6、「茶帯」は4なので、緊急回避の保険にしやすいかも。

・貫通攻撃スペル
本体の前の壁を無視して殴れるついでに、壁をまとめてどかすことができる。
ただし、壁は放っておいてもターンごとに移動をするので、タイミングを考える必要があるかも。
(事態がややこしくなる要因のひとつ)

・ターンを回さない
身も蓋もないが、このゲームは「ずっと俺のターン」が叶ってしまう。
幸い初期配置では本体の前はガラ空きなので、ゴリ押しのチャンスである。
とはいえ大抵はビルドが前提なので、ヤツが2ステージのボスであるという現実が恨めしくなってくる。
というかここでコイツを完封できてしまったらほぼクリア確定である。

・テレポート系アイテム
テインテッドピーパーをなかったことにする。



なんだか長々と書いてしまったが、このゲームでも屈指の緊張感を味わえるポイントではあるので、ターン制パズルゲームに自信のある者は、どうか天に祈りながら彼に挑んでほしい。


【補足】
同じく2ステージボスである「ダスク」もまた行動回数で翻弄してくるタコ殴り野郎であるが、それでも初回ターンは1殴り、最大でも1ターン2回殴りである。
そこで改めて振り返ってみたが、初回ターンで早々に2回分のダメージが確定しているのはテインテッドピーパーのみだった!(たぶん)
※一応ラスボスも2回殴ってくる可能性はあるが、たぶんランダム行動なので確定ではない。T.ピーパー、殺意ありすぎ

【「ギザーダ」について】
3ステージに出てくるバリクナジャ。

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